「ウイルスに感染したので帰ったらパソコンを見てくださいね!」
勤務先に妻からプラス・メッセージです。
「電話してくださいと言うけれど電話料金がいるのでかけません」
と続きます。
パソコンで検索中に、不用意にリンクを踏んだようですね。
「それは騙しの表示です。何もしなくて良いです。詐欺の手口で、慌てさせて、お金を取ろうとしています。」
と、メッセージを返して帰宅後ゆっくり見ることにしました。
あー、やっぱり…
パチもんらしい拙い日本語で警告
Webブラウザ(Firefox)を起動すると画面が暗転して中央に何やら警告表示し、(昔流行ったmarqueeの様に)流れる文字表示がタスクバーを隠しています。
Windows Defender(のダイアログ)に似せているのでしょうが、嘘臭さ満点です。さっさと片付けましょう。
キーボードからタスクマネージャーを起動して、
タスクマネージャーを起動する
Webブラウザ(Firefox)をタスク終了させます。
はい、元通り。
Webブラウザのタスクを止める
再度Webブラウザ(Firefox)を起動すると、タスクマネージャーで強制終了されたセッションをどうするか聞いてくるので、“新しいセッションを開始”します。
セッション中断の後処理
因みにどこで引っ掛かったか、履歴を表示してみます。偽の警告画面が出る直前のWebサイトは妻の興味を引きそうな占いブログで、サイト内の広告リンク(か何か)を踏んだようです。
偽の警告画面が出る直前のWeb履歴
怪しげなWebサイトの痕跡は消し去りましょう。
最近(今日)の履歴を消去してお仕舞い
履歴の最後にあった「WindowsコードFirewall0x268d3」を検索すると、類似の偽警告を注意喚起するWebサイトが数多くヒットしました。