アマチュア無線局の再申請

平成19年(2007年)4月10日(火)

5年に一度のアマチュア無線局の再免許がやってきました。1ヵ月前までに申請しなければ再免許できません。前回やった要領は忘却の彼方です。申請に必要な手続きをインターネットで調べます。

総合通信局のWebページを見て、再免許に必要な書類の様式とその記載要領、コード表のpdfファイルをダウンロードしました。以前は、日本橋の無線を扱う電気店で申請に必要な書類を買い求めていたものです。

関連リンクの総務省の電波利用電子申請・届出システムのWebページを見ると、インターネット上で免許の申請ができるとのこと。パソコンの新たな利用法を見つけ、興味が湧いてきました。いい機会なのでチャレンジします。

Icom IC-S22
登山で使い始めた144Mhzトランシーバー

下準備として、(個人の)電子証明書を格納した住民基本台帳カードを役所の窓口で発行してもらい、そのICカードの利用可能なICカードリーダを買い揃え、ブラウザ(Internet Explorer)に個人証明書をストアします。

ICカードリーダ
ICカードリーダー
(マウスオンでロールオーバー)

国庫金の電子納付システムも使うので、自分の郵便貯金の口座を郵貯インターネットホームサービスが利用できるようにします。

電波利用電子申請・届出システムはJavaアプレットなので、最新のJREをインストールして、「安全な通信を行うための証明書」(サーバ証明書 MPHPT)を登録しておきます。

準備ができた(と思った)ら、電波利用電子申請・届出システムで新規ユーザ登録。次いで、無線局に係る申請届出のアプリケーションをダウンロードして起動。フォームに従って項目を入力、「再免許申請.xml」ファイルに保存し、署名して送信。

パソコンの設定に問題なければ、受理されて「問い合わせ番号」が返されます。ここまでで(上手くいけば)申請完了です。

翌日、申請手数料の納付番号(12桁)がメールで送られてきました。歳入金電子納付システムの納付期限内(5月11日)に2950円納付します。メールの納付番号のリンクをクリックして、30分以内に郵貯の口座から払い込みします。

4月25日に郵送で新しい免許状と無線機に貼り付ける証票シールが送られてきました。

無線局免許状
無線局免許状と証票

初めての電子申請でしたが、パソコンの設定を一つひとつ手作業で行い、手続きの途中で何度も壁に突き当たり申請完了まで随分てこずりました。住民基本台帳カードとICカードリーダーを揃えていなければ、途中で放り投げていたかもしれません。いままでどおり申請書類を手書きして、収入印紙を貼り付けて、返信用の切手を貼った封筒を同封して郵送するだけで済むのですから…。

でも、この経験が後に「e-Taxで確定申告」に活かされました。

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