e-Taxで所得税の確定申告すると税額5000円控除の優遇措置という新聞記事を見ました。確定申告が不要なサラリーマンでも、源泉徴収票の数字などを入力した申告書を送信するだけで5000円が還付される…と聞けば等閑視できません。
平成20年(19年分)か平成21年(20年分)の所得税の確定申告でe-Taxを利用した人が対象だそうです。住民基本台帳カードとICカードリーダーの投資が回収できます。
昨年、アマチュア無線局の再免許申請で電子申請・届出を行ったばかりなので、確定申告にもチャレンジです。
電子申請は、(最新の)JREとブラウザ(Internet Explorer)に証明書を登録しておくところが肝です。
住民基本台帳カード
ICカードリーダー
(マウスオンでロールオーバー)
e-Tax国税電子申告・納税システム報Webサイトを参照しながら、必要な証明書とインストーラを用意して登録します。
次に、新規利用者開始届出の手続きを行って納税地(提出先)税務署から利用者識別番号をもらいます。
これで準備完了。確定申告書等作成コーナーで所得税の確定申告の電子申告用データを作成・保存して、住民基本台帳カードをICカードリーダーにセットして送信します。
上手くいけば、すぐに受信通知が返ってきます…が、最初の電子申告用データの送信で、エラーコードと共に“初期登録が完了していない”と返ってきました。
一知半解の電子申請でしたが、3月11日に税務署から国税還付金振込通知書が郵送されて、指定の銀行口座に5000円が振り込まれていました。
国税還付金振込通知書
これにて一件落着…ではありません。
6月10日に税務署から『保管されている書類の提出のお願い』があり、確定申告の際に使った源泉徴収票の提出が求められました。すぐ源泉徴収票の写しを返信すると、『確定申告書に係る書類の確認結果』の通知が(7月4日に)あって、めでたく完了しました。
サラリーマンにはあまり縁の無い(?)確定申告ですが、この経験が後に『ふるさと納税』の寄付金控除で確定申告する際に役立ちました。