33年余り使ってきた一眼レフカメラ(OLYMPUS OM-1)の内蔵露出計が動かなくなりました。なにぶん古い機種なのでメーカーのサービスでも現在は修理を受け付けていません。
OLYMPUS OM-1
このカメラは10年程前ペンタプリズムの銀蒸着に腐食が見えた折に一度、標準レンズと共にオーバーホールしました。機械式シャッターのフル・マニュアルのカメラなので、露出さえわかれば今でも普通に使えます。
カメラと一緒に露出計(デジカメで代用?)を携行して撮影するか、新たに露出計を買い足す予算で最新のデジタル一眼レフカメラに買い換えるか、悩ましいところです。
厳寒のアルプス登山に携行するなら確実に動作する機械式シャッターのカメラですが、もうそんな登山からは退いているし…。普通に撮影して単焦点レンズの“抜けのいい”写真の出来栄えを見てしまうと、ズームレンズ一辺倒なデジタル(一眼・レフ)カメラにはいま一つ食指が動かないし…。
このカメラの内蔵露出計が機能した最後の撮影は、中学生の息子の運動会でした。オートフォーカスではないので、動き回るもののピント合わせは(予測して構えても)難しいです。
運動会のスターター役
この一眼レフカメラの交換レンズは3本揃えました。広角レンズ28mmF2.8と望遠レンズ100mmF2.8、200mmF4です。一番多く使ったのはやはり標準レンズ50mmF1.4でした。
広角レンズ28mmF2.8
標準レンズ50mmF1.4
望遠レンズ100mmF2.8
望遠レンズ200mmF4
三脚もフラッシュも使わなかったので、開放F値の小さな明るいレンズは重宝しました。