パソコン・ラック(テレビ台)の天板に液晶モニタを置いて使っていました。
パソコンラック上の液晶モニタ
昨年の暮れに急遽カラーレーザ・プリンタを購入することになり、液晶モニタと並べて置くためにテーブル板を近くのホームセンターで調達しました。テーブル板は、60cm四方3cm厚さの丈夫なパイン合板です。
これで当面は間に合うかと思いましたが、使ってみて気に掛かることがあります。
必要最小限の広さで液晶モニタとプリンタを並べて置いたため、液晶モニタのスタンドの先端が合板縁の丸みに掛かり、前後の揺れに対して十分支えきれません。
液晶モニタと背中合わせに置いたプリンタも、丸みの縁にかろうじて足が乗っている状態です。
液晶モニタのスタンド
大きな地震があると液晶モニタが転倒するのは目に見えています。
パイン合板も塗装しないまま使っているので、美観上経年劣化が進みそうです。
ということで、早速対策に取り掛かります。
インターネットで手頃なモニタ・アームを探していて、液晶テレビの壁掛け金具を見つけました。1800円と安価な上、27インチ/25kgまでの液晶ディスプレイに対応です。
液晶モニタの背面取付け部分は、液晶テレビと同じVESA(映像機器標準協会)規格です。
この壁掛け金具を角材に取り付けモニタ・スタンドに代用すれば、プリンタの設置スペースを十分確保しながら、液晶モニタの転倒防止が図れます。
モニタ・スタンドを直付けした合板
ホームセンターで調達したテーブル材料の角材(檜55mm角30cm長)を、木工ボンドと4mm径6cm長の木ネジ5本で合板に直付けします。
パイン合板は角材を取り付ける中心合わせの下穴を開け、丈夫な針金を通して紐で吊り下げ、油性透明ニスで裏表塗装しました。
屋外で5日乾燥させてから、組み立て完成です。液晶モニタが傾かず真正面に向くように組み立てるところがポイントです。
パソコン・ラックの上に合板を乗せる
パソコン・ラックの天板にネオプレンゴムの両面テープを貼り付けて合板を乗せています。出来上がりの木製スタンドは華奢に見えますが、22インチ/6.6kgの重量ある液晶モニタを支えてなお強固です。
“足元すっきり”の液晶モニタ
手間は掛かりましたが『備えあれば憂いなし』…といったところでしょうか。