デジタル一眼レフカメラ用の交換レンズを購入しました。
APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラでは、30〜35ミリあたりの焦点距離が、かつて使い慣れた標準レンズ(35ミリフィルムカメラの焦点距離50ミリ)に相当します。
カメラに付属の40ミリでも普段使いにはよいのですが、やや望遠よりな写りです。標準レンズをベースに交換レンズを使いこなそうとすると、これまでの経験と感覚が活かしづらいです。
標準レンズに相当する交換レンズを検討していたところ、手ごろな価格で開放F値の明るいレンズがSIGMAから発売されていました。
明るい“標準”レンズを装着
カメラに装着すると、レンズの鏡胴を左手指で支えて構える一眼レフカメラのそれらしい姿になります。
インナーフォーカス式のレンズ構成で、オートフォーカス用の超音波モーターが内蔵されています。太目の鏡胴なので、カメラのグリップを掴む右手指が左手指と微妙に干渉しますが、これは使い慣れると気にならないと思います。
単焦点レンズ 30mmF1.4
一眼レフカメラの構え
カメラ本体とは別の銘柄の交換レンズを使う場合、デジタル一眼レフカメラでは、オートフォーカスの微調整が、ことによると必要です。Webサイトの情報を頼りに交換レンズを検討中、微調整の方法も併せて知りました。
位相差式オートフォーカスの調整
このレンズは“後ピン”になる(カメラが測距した被写体の位置より、若干後方にピントが合う)とか。
微妙な具合なので、これを知らなくても「拡大して見ると、ピントがすこし甘いかな?」と感じるかもしれないくらい、アマチュア写真家が普通に使う分には写りに不満は出ないでしょう、ね(?)。
被写体の前後でピントの合う位置を見る
(マウスオンでロールオーバー)
…でも、気になる(神経質?)。早速、調整しました。
このレンズで撮影した記念すべき(?)最初の写真が、コレです。開放F値・絞り優先AEで撮影、中央1点でオートフォーカスさせて、ターゲットにピントが合っているように見えますが、やはり“後ピン”でした。