PCスピーカーがスタートアップから沈黙します。
不具合を起こしていると思しき箇所をいろいろ探ってみましたが、再現性に乏しく、音が出なくなる原因を特定するに至りませんでした。
使い始めて、マザーボードは8年目、PCスピーカーは18年目です。
不具合がマザーボード内蔵音源周りとしても、マザーボードはあと1年、Windows7 のサポート期限まで使い切りたい。そうなると音源ボードで代用です。
一方PCスピーカーはCRTディスプレイ時代の生き残りで、今は幅広の液晶ディスプレイの陰に置かれています。
使い勝手や性能に不足はありませんが、不具合を特定できないので、この際新調してみます。
液晶テレビではお馴染みのサウンド・バーに取り替えて、液晶ディスプレイの下に置けば、見た目にスマートです。
以上、早々に品定めして、ネットショップで調達しました。
PC音源では老舗の音源ボード
同じメーカーのサウンド・バー
自作パソコンのパーツ組み込みは実に簡単です。PCI Express 1Xスロットに音源ボードを差し込んで固定ネジ留めするだけ。
Windowsを起動すると、新たなデバイスを検知して、Windows標準のドライバが組み込まれました。
デバイスドライバの一覧を見ると、マザーボード内蔵音源と画面表示のアイコンが同じで、見た目ちょっとややこしい。
これは後日、Windows Update で音源ボード用の最新のドライバがインストールされて、区別がつくようになりました。
“PCI Express 1X”用の音源ボード
PCIスロットに音源ボードを取付ける
(マウスオンでロールオーバー)
廉価ながら、新しい音源ボードとサウンド・バーの組み合わせは、“PC音源=鳴るだけで十分”という旧い認識を一変させるものでした。PCオーディオよろしく明朗に鳴り響き、費用対効果は十分すぎるほどです。
これで旧いPCスピーカーもお役御免か、と思われたのですが・・・
PCスピーカー
このサウンド・バーは、充電池内蔵のモバイル・スピーカーに類する(用途向けの)製品でした。ネットに製品評価が出る前に入手したので、PCスピーカーとして実際に使用する場面で、使い勝手に見込み違いがありました。
無音(信号状態)からの立ち上がりで音が欠落すること、無音(信号状態)が続くと自動的に電源OFFになること、以上2点の理由でPCスピーカーの代用として常用するのは無理と判断しました。
PCスピーカーはシンプルな製品構成で、そのニーズに十分応えられると改めて思いました。
More than enough is too much.
過ぎたるは及ばざるが如し
何気にネットショップの製品評価を見て、このサウンド・バーの最新ファームウェアが利用可と知りました。早速、所定のWebサイトからダウンロード。
最新ファームウェアに更新後は、前記2点の不具合が改善されました。めでたし。