Windows7のサポート終了に合わせて自作パソコンを組み直します。
使い慣れたパソコンの環境は、可能なかぎり継承したいとの思いがあって、一苦労してみます。
まず、パソコンのケースと電源はそのままに、マザーボードとCPUを交換します。ストレージはWindows10用にSSDを組み込む予定で、それまではWindows7のHDDを接続して使い回します。
懸念材料だったハードウェア変更に伴うWindows7のライセンス認証は、インターネット上の簡単な手順を踏むだけで“正規”のソフトウェアと確認されました。まずは、めでたし。
マザーボード交換
intel core i (左)第1世代 (右)第6世代
ついで、MS Office(2000)のWordとExcelに障害発生です。既存の保存ファイルを開こうとして
“プログラムにコマンドを送信しているときに、エラーが発生しました”
と、?何これ?的なエラーダイアログが現れました。実際、読込み編集に支障をきたし、Officeの再インストールでも症状は改善されず、すっかり困惑しました。
この障害情報はインターネット上に多々掲載されていますが、自前の原因究明に結びつく確たるものは見当たりません。 一知半解ですが、レジストリを編集しDDE接続によるアプリ起動を削除して対処、解決しました。
さらに、ダイヤルアップ通信に使っていたPCI接続の内蔵モデムボードは、拡張スロットがPCIeに統一されて御役御免となりました。「いまどき誰が電話線でインターネット接続するねん?」みたいにPCIe接続の代替ボードがなくて、今や絶滅危惧種ともいえるUSBモデムを調達しました。
USBモデム
他にも、すんなり起動しなくなったソフトウェアがあって、試行錯誤はつづきます。
ダイアルアップ接続サービスの終了に伴い、USBモデムはお役御免となりました。このサービスのメールアドレスは継続して使うため、契約し直しました。
今般、通信大手のキャリアメールが契約乗り換えでポータブルになったのと同じようです。