Windows7のサポート終了に伴い自作パソコンのOSを更新します。
新規インストールするのは Windows10 Proの“32bit版”。Windows10は64bit版一択のご時世、現在便利に使っているパソコンの環境はまだ変えたくないので、ここは一苦労してみます。
難関は、自作パソコンのパーツ類。最新のものはどれも64bit(のみの)対応です。正規に32bitをサポートするCPUと、それに組み合わせるマザーボードが調達できなければ、そこで詰んでしまいます。
当節、第8〜9世代のintel core iシリーズのCPUがパソコン店舗に並ぶ中、運よく“第6世代”のCPU(と、Z270チップセットのマザーボード)の流通在庫を探し当てることができました。
自作パソコンが組み上がったところで、USBメモリを起動デバイスにWindows10(1909)をインストール、ローカルアカウントを作成してログオン(サインイン)します。
自作パソコンに32bit版Windows10をインストールする
ストレージはWindows10のSSDとWindows7のHDDの混成です。これまで蓄積したデータをもれなく利用します。
HDD(×2)とSSD(×2)+M.2 SSD(×1)の構成
Windows2000、XP、7 にわたって使い慣れたソフトウェア・周辺機器(と、ドライバ)も、ほぼ元通り。インストーラーが古くて(?)NTVDM(のインストール)を要したものがありましたが、ソフト自体はどれも正常に機能します。
なお、MS Office は“2007”をインストールします。Windows7まで使用した“2000”は、文字入力の要となるMS IMEと上手く機能しないなどの理由により、ここで打ち止めです。
Windows10関連のインストールが終わって、ほっと一息ついたところで難題発生です。
何気なくUEFI(BIOS)のブート・デバイスをいじってWindows7を起動させたところ、再びWindows10に戻そうとして(起動デバイスが認識できず)ブートに失敗しました。
本運用するWindows10に障害は避けたいのでマルチ・ブートは禁忌となり、ここでWindows7の使い納めとなりました。