Windows10 Proの“32bit版”を“64bit版”にします。
転機はWindowsの自動更新。アップデート中の障害で修復不能に追い込まれ、やむなく新規インストールとなりました。
Windowsの更新があってエラーメッセージを残し、インストールに失敗する例は過去何度もありました。それでもWindowsが正常に起動する限り、特に問題となりません。
ところが、先日、自動更新の再起動に入ったところで再起動の無限ループに陥り、Windowsが正常に起動しなくなりました。やむなくハードウェア・リセット、そして回復の表示画面を目にします。
以下、修復をあきらめるまで試行錯誤。
回復表示画面 試行錯誤で何度も
まず、サブPCでUSBのインストール・メディアを作成。
インストール・メディアで修復を試みる
USBからブートしてインストールの手順。個人設定を引き継ぎアップグレードする方法も試してみたが、ダメっぽい。
正常に進行するかにみえるが・・・
“コンピュータを修復する(R)”からの詳細オプション。
システムの復元は、復元ポイントを作成していないので使えない。
復元ポイントは作成していない
セーフモードで試してみる。
セーフモードで起動
セーフモードでセットアップ。
セーフモードで修復を試みる
残念ながら、スタートアップ修復できません。
スタートアップ修復できません
内部エラーのダイアログ。どこをどう直せばいいのかまでは、分かりません。
内部エラー(0x8007043C)
お手上げです。
まあ、Windowsが起動中、サインアウトすると画面が暗転したまま操作を受け付けなくなることも多々ありましたし。(画面関連に不具合あるなら、ビデオ・カードのドライバも“32bit版”は更新ストップして久しい)
それに、Windows10 Pro(1901)は昨年サポートが終了しています。
ノートPC、サブPCの“64bit版”の安定した動作に比べれば不安定な“32bit版”、ここで見切りをつけます。
ということで、新たに調達したM.2 SSD(1G Byte)をシステムドライブに、Windows10 Pro(21H1)“64bit版”をインストールしました。
起動しなくても元のシステムドライブは読み込めるので、あらかたデータはサルベージしました。
気になる32bit版アプリケーションの動作チェックはこれから。