「また個人情報が流出するとか、パソコンがうるさいです!」
この冬一番の寒気に凍えて買い物から帰宅すると、妻からまたもパソコン・トラブルの報告です。
なにもせず、難しいことは亭主に任せておけばOK・・・と妻に言い聞かせています。
あー、またか…
パチもんらしい表示と音声で不安を煽る
ディスプレイを閉じて休止したWindowsを起動しWebブラウザ(Firefox)を起動すると、暗転した全画面中央に警告表示が現れ、不安を煽る音声が・・・
Windows Defender(のダイアログ)に真似ても、相変わらずの嘘臭さ。さっさと片付けましょう。
キーボードからタスクマネージャーを起動して、
タスクマネージャーを起動する
Webブラウザ(Firefox)をタスク終了させます。
はい、元通り。
Webブラウザのタスクを止める
Windowsを再起動して、Webブラウザを起動すると、偽警告のWebサイトが再度表示されました。
ここでWindowsを再起動して・・・
(マウスオンでロールオーバー)
Webブラウザ(Firefox)を起動すると?
(マウスオンでロールオーバー)
偽警告のWebサイトのタブ表示
前回と違って、タスクマネージャーで強制終了されたセッションをどうするか聞いてきませんが、タブの閉じる × マークをクリックすれば表示が消せます。
履歴を表示してみます。偽の警告画面が出る直前、YouTubeの動画を視聴している間に、不用意にリンクを踏んだようです。
偽の警告画面が出る直前のWeb履歴
怪しげなWebサイトの痕跡は消し去りましょう。
ブラウジングデータとCookieを消去してお仕舞い
偽警告と合わせFirefoxの更新ポップアップが出ていたので、ついでながら(メニューバーから)最新版をダウンロード・アップデートしておきます。
Firefoxの最新版に更新する
(マウスオンでロールオーバー)
因みに、履歴の最後にあった「Officials_Windowsセキュリティセンター」をGoogle検索すると、その(悪意ある)Webサイトが、類似の偽警告を注意喚起するWebサイト(“本家”Microsoft、消費者庁、IPA独立行政法人 情報処理推進機機構、国民生活センター)と、同じ検索結果ページに並んで出ていました。