フェイク(その2)

令和7年(2025年)1月9日(木)

「また個人情報が流出するとか、パソコンがうるさいです!」

この冬一番の寒気に凍えて買い物から帰宅すると、妻からまたもパソコン・トラブルの報告です。

なにもせず、難しいことは亭主に任せておけばOK・・・と妻に言い聞かせています。

あー、またか…

偽のセキュリティ警告
パチもんらしい表示と音声で不安を煽る

ディスプレイを閉じて休止したWindowsを起動しWebブラウザ(Firefox)を起動すると、暗転した全画面中央に警告表示が現れ、不安を煽る音声が・・・

Windows Defender(のダイアログ)に真似ても、相変わらずの嘘臭さ。さっさと片付けましょう。

キーボードからタスクマネージャーを起動して、

Ctrl + Alt +Del
タスクマネージャーを起動する

Webブラウザ(Firefox)をタスク終了させます。

はい、元通り。

タスクマネージャで即解決
Webブラウザのタスクを止める

Windowsを再起動して、Webブラウザを起動すると、偽警告のWebサイトが再度表示されました。

Windowsを再起動

ここでWindowsを再起動して・・・
(マウスオンでロールオーバー)

 
偽警告のWebサイトのタブ表示

Webブラウザ(Firefox)を起動すると?
(マウスオンでロールオーバー)
偽警告のWebサイトのタブ表示

 

前回と違って、タスクマネージャーで強制終了されたセッションをどうするか聞いてきませんが、タブの閉じる × マークをクリックすれば表示が消せます。

履歴を表示してみます。偽の警告画面が出る直前、YouTubeの動画を視聴している間に、不用意にリンクを踏んだようです。

直前のWeb履歴
偽の警告画面が出る直前のWeb履歴

怪しげなWebサイトの痕跡は消し去りましょう。

Webの履歴を消去する
ブラウジングデータとCookieを消去してお仕舞い

偽警告と合わせFirefoxの更新ポップアップが出ていたので、ついでながら(メニューバーから)最新版をダウンロード・アップデートしておきます。

Firefoxの最新版
Firefoxの最新版に更新する
(マウスオンでロールオーバー)

因みに、履歴の最後にあった「Officials_Windowsセキュリティセンター」をGoogle検索すると、その(悪意ある)Webサイトが、類似の偽警告を注意喚起するWebサイト(“本家”Microsoft消費者庁IPA独立行政法人 情報処理推進機機構国民生活センター)と、同じ検索結果ページに並んで出ていました。

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