大地の奥底の響き

平成22年(2010年)6月30日(水)

火山の噴気孔に間近に寄ってみました。この夏の職場のクラブ登山は焼岳です。

西穂高から望む焼岳
西穂高から望む焼岳

山腹や山頂の所々に硫黄で染まった噴気孔があり、地底深く溶岩の気配(?)を感じさせるような音を(ゴォーーーと)周囲に響かせて、盛んに蒸気を噴き上げていました。

焼岳の頂上

焼岳の頂上

焼岳頂上の噴気孔

焼岳頂上の噴気孔


赤茶けた山肌がいかにも活火山ですが、山頂近くにも高山植物が咲きそろっていて、遠目に見える荒涼なイメージとは裏腹です。上高地を見下ろす景色もどこか欧州の圏谷のようです。

上高地と明神岳
上高地と明神岳

百名山の一つですが、昔学生だった頃はまだ入山規制があって山頂は踏めませんでした。北アルプスの人気コースから離れ一人孤塁を守っているように見えますが、登ってみると意外に楽しい山でした。

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