かも鍋ハイク

平成26年(2014年)2月8日(土)

冬のハイキングと鍋物のコラボです。職場の登山クラブの2月の月例会は、“かも鍋ハイク”です

前日夜半より全国的に積雪があり、明け方には雨に変わる空模様。『雨天中止は集合時刻で決定』と案内していたので、参加者なしの一人催行になりました。近鉄阿倍野駅から御所駅まで、郊外に向かう車窓から雪景色が広がります。御所駅から奈良交通バスに乗車。この雨空で登山客は少ないです。ロープウェイ駅近くの山麓はシャーベット状の積雪。ロープウェイのゴンドラの窓ガラスは全面凍り付いて、中から景色は見えません。山上駅はガスの中。

ロープウェイ葛城登山口駅

ロープウェイ葛城登山口駅

ロープウェイ葛城山上駅

ロープウェイ葛城山上駅


気温はマイナス4℃。ポケットヤッケを着込んで出発。遊歩道沿いの樹氷が真冬の様相。積雪は8センチメートル、クルマの轍を歩いてスパッツは着用しません。家族連れが山頂近くの斜面で雪そり遊び。葛城高原ロッジに入る前に、山頂を踏んでおきます。日当たりよく融雪・泥濘になりがちな山頂ですが、この寒さで雪面がクラストしています。視界30メートルのガス。誰もいません。風速3~5メートル、細かい霰が吹きつけます。

葛城高原のハイキング道

葛城高原の道標

葛城山

葛城山 958m山頂


11時50分、ロッジに到着。昼前なのか客は少ないです。評判の“かも鍋”を注文します。ストーブの前でしばらく待って、食堂に案内されました。12時半を過ぎて他の客が入ってくるまで、ほぼ貸切状態でした。
評判の“かも鍋”は、平成25年12月に京都笠置で全国ご当地鍋フェスタがあり、グランプリを受賞したというもの。

葛城高原ロッジ
葛城高原ロッジ
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なべ野菜の外に“かも肉スライス”が20枚ほど盛られ、ゆず風味のだしで頂きます。だしの残りでうどんを頂き、食後にデザートがつきます。これで一人前3700円はお値打ち。大層美味でした。ごちそうさまでした。

西穂高から望む焼岳
ご当地鍋フェスタ 鍋-1グランプリ受賞の かも鍋

1時間たっぷり昼食を堪能して、13時過ぎにロッジを出ました。ロッジ内の案内掲示では、13時30分の下りのロープウェイがバスに接続するらしい。予定より早いですが、それに間に合わせてロープウェイを下りました。

雪景色の大和平野
バス停留所  雪景色の大和平野

バス停留所でしばらくバスを待ちましたが、来る気配がありません。バス停留所の時刻表を見ると13時56分のバスは季節便とか。
仕方ないので、御所駅まで歩くことにします。山麓の地図を持ち合わせていないので、往路のバスの道を辿ります。雪景色広がる大和平野、遠く雲に山頂を隠した山並みが墨絵のようです。
小雨の中、傘をさして歩くこと35分、御所駅14時39分発の電車にちょうど間に合いました。

デイパックに雨具、防寒着、スパッツなど目一杯詰め込んできましたが、この日使ったのは傘とポケットヤッケとデジカメだけでした。
通常運行するロープウェイを往復利用する限り、名ばかりのハイキングですが、息抜きにはちょうどいいでしょう。

葛城高原ロッジ

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