ロードバイクの後輪がパンクしていました。気付いたのは出発前の点検時。後輪タイヤの空気圧はほぼゼロでした。先週、走行し終えるまでタイヤに異常を感じなかったので、いわゆる“スロー・パンク”のようです。
いつもの7気圧まで充填してしばらくタイヤを観察してみると、すぐに空気が抜ける様子はありません。無謀かもしれませんが、試しに乗ってみることにします。
いつものコースを45㎞走って特にトラブルもなく、無事帰宅しました。その間変わったことといえば、後輪あたりからタイヤに踏み付けた何かが路面を叩くような小さな音が、ときどき聞こえてきたくらいでした。
帰宅してすぐタイヤの空気圧を測ってみると、4気圧まで下がっていました。タイヤを拭いて虫眼鏡で表面を念入りに見ましたが、異物もひび割れもなく全く異常なしです。
外観上パンクの原因は不明ですが、とりあえずタイヤチューブを見てみます。
パンク修理
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タイヤチューブを引き出してポンプで少し加圧すると、空気の漏れる音がしました。石鹸水を滴下すると気泡が出ます。バルブから12.5㎝離れた位置に小さな穿孔を確認しました。
タイヤチューブの穿孔
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パンクの原因は?
チューブの穿孔は、ロードホイールのリムテープと接する側に、2㎜幅のひび割れにありました。タイヤ側からの刺し傷が原因でないことは確かです。
ロードホイールのリムの内側
タイヤチューブ
リムの内側にも原因となりそうなものは見分できませんでした。パンクの原因は種々あるようですが、まだまだ知識不足のため、これ以上の原因究明はやめにします。
とりあえずチューブを交換して、パンク修理は完了です。