巷でインフルエンザが流行った2月の初旬、カゼをこじらせました。
3月の“アワイチ”を目指して続けていたトレーニングが3週間中断したので、回復を待って、この日はヒルクライムで体力を確認します。
和泉葛城山への道
朝から好天の一日、ここしばらく気温の低い日が続いたので、ウェア選びに迷いが。結局、長袖のジャージに7分のレーパンで、陽が上った11時に出発しました。
行先は和泉葛城山、激坂のない楽な(?)塔原ルートにします。
…というか、行く途中で幹線道路に混みあうクルマの長い列を目にしました。行楽日和のこの時間帯、交通量の多い牛滝ルートは避けるべきでしょうね。
山麓のスタート地点までフロントチェーンリングはアウターのまま。負荷は軽めに感じたので脚力は元に戻ったようです。
薄着でちょうどいい上り、下りで凍える
久しぶりのライドに背筋が先に疲れてきました。斜度がきついところは脚力を活かして積極的に立ち漕ぎします。
脚に負荷を感じない程度にギアをシフトしているので息は上がりませんが、標高が上がり気温が下がっても汗は流れ出てきます。
スタートからゴールまで43分32秒。途中の荒れた路面でペットボトルを落としてロスした30秒を差し引くと、前回同コースより2分くらい短縮です。同様に乙女ギアのリア・スプロケットは2枚残しました。
山頂付近には日陰に残雪があって、陽ざしは温かいのですが、微風でも肌寒い。薄着のため下りは凍えました。
1年ぶりのヒルクライム
前回より楽々のヒルクライムでしたが、まだ蕎原ルートを上る勇気はありません。もう少しトレーニングの負荷を高め、併せて背筋も強化しなければ。
この日の記録は、走行距離47.6km(3時間30分)、平均速度17.1km/h。
和泉葛城山 塔原ルート 距離6.9km、標高差595m、平均斜度8.6%、最大斜度15.0% 出典:関西ヒルクライムTT
ここしばらくYouTubeのアワイチの動画を見ながら、スピンバイクでトレーニングを続けてきました。
この日は朝から好天です。自宅でトレーニングするのはもったいないくらい晴れ上がった空を見上げ、ロードバイクを出すことにしました。
アワイチのロングライドの前に、大腿筋も力がついてきた感触です。
激坂にも耐えそうな脚力を期待し、懸案だった和泉葛城山の蕎原ルートにチャレンジします。
七葛屈指の激坂 蕎原ルート
前回と同じウェアで朝9時に出発しましたが、気温はちょうどいいくらい快適です。自宅から1時間近くで山麓のスタート地点に着きました。
路傍でロードバイクの恰幅のいい男性が一人休憩していたので、ごあいさつ。
連れを待って、この先のそぶら山荘においしいパンを食べに行くとか。
人気のスポットらしく、辺鄙な谷間に行楽客が集まって、狭い道と駐車場にクルマが混みあっていました。
そこを抜けると、樹林の谷筋に沿って一本調子の急傾斜が緩むことなく続きます。
脚の筋肉に疲労を溜めないよう、リア・スプロケットを目一杯、乙女ギアのファイナルまで使い切り、負荷を下げます。
涼しいのに汗だくの登り、息が上がりそうです。さすが七葛屈指の激坂。最後は道幅一杯に斜行しました。
ハイランドパーク粉河の尾根道の平坦路までたどり着き、後はのんびりゴールまで。山頂近く最後の登りで脚に力が入りませんでした。スタートから50分でゴール到着。
見晴らしのいい展望台でカロリーメイトを頬張りながら30分休憩。快晴の青空に山桜が満開です。
乙女ギア・ファイナルで激坂を制する
山桜満開
下りは往路を引き返し、そぶら山荘で大休止。
お昼時で賑わう家族連れの行楽客と、スタンドに数多く並ぶロードバイク。繁盛しています。
激坂踏破のご褒美に、愛(まな)のパンで栄養補給します。
あんぱん、クリームパン、塩パン、合わせて350円。出来立て、柔らかくて美味。
そぶら山荘
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地元で音楽活動する人たちの演奏会があって、1時間ゆっくり聞き入り休憩しました。
達成感と心地よい疲労感。いい休日になりました。
この日の記録は、走行距離53km(4時間40分/うち休憩1時間35分)、平均速度17.3km/h。
和泉葛城山 蕎原ルート 距離8.3km、標高差623m、平均斜度7.5%、最大斜度20.0% 出典:関西ヒルクライムTT