大学生になった息子の下宿先に家財道具を運び込みます。とりあえず必要なものから順次揃えるとして、まずは、布団と机、通学用の自転車と(息子のリクエストNo.1の)液晶テレビ、その他細々した物を、レンタカーに積み込んで下宿に持っていくことにします。
机は大きく大層重いので、分解してから緩衝材で包み、丁寧に運び出します。
学習机を分解して緩衝材で包む
下宿先は、いわゆるワンルーム・マンションで居間は7畳くらいの広さがあります。大きめの学習机でも余裕で収まります。
話は跳びますが…
30年以上も昔、私が大学生の頃、6年間暮らした下宿先は3畳一間のアパートでした。机、本箱と箪笥、布団が家財道具の全て。文字通り『起きて半畳、寝て一畳』の生活でした。
家電製品は、(無くては闇夜の)蛍光灯、(毎朝レギュラーコーヒーの)電気ポット、(意外に娯楽なNHK放送の)ラジオ、(唯一の暖房)セラミックファンヒーターだけ。テレビ、こたつ、扇風機(などの贅沢品)はありません。それでも気楽な下宿生活。今、息子に同じ生活を真似てみろ!?とは言いませんが…
大学生活にわたって下宿の机は不可欠でした。その机上で、修士論文の提出前夜に徹夜がかりで、万年筆で浄書したのが最後の思い出。狭い下宿用に特に選んだ小さな机だったので、下宿を引き払う際に廃棄しました。
閑話休題
塾へ遣らない代わり、すこし贅沢な学習机を買い与えましたが、受験を乗り越えてこれまで同様に下宿で役立ってくれるものと期待しています。