息子の住む下宿の大家さんのお誘いを受け、“京都五山送り火”を見に行きます。
長年“大文字”焼きを一目見ようとは思いつつ、京都の市街地が観光客で溢れる様に二の足を踏んでいました。
大学生になって住民票を移して、“今だけ雅な”京都人となった息子のお伴なら、京都の伝統行事に触れる機会にいいかも...?
ということで、その日まだ明るいうちにクルマで、妻と一緒に下宿に向かいました。

下宿の息子 机の引き出しはアームレスト?
下宿の屋上は、この日のイベントを楽しむ親縁・隣人を招いて賑やかでした。

下宿の屋上から望む、『大文字』
定刻になって、大文字山に火が灯り始めました。松明が動いて、大の字に順繰りに火床に点火されていく様子から、盛大に舞い上がる炎(と煙)が、やがて熾火になって消えるまで眺めました。

間近に見える、松ヶ崎妙法『法』
街明かりの消えた漆黒の夜景。下宿の間近の松ヶ崎に“法”の火が灯ると、真正面に臨みてその輻射熱を顔肌に感じました。
遠くに、『左大文字』『船形万灯籠』
松ヶ崎妙法『妙』と『法』
『大文字』から『妙』、『法』、『船形万灯籠』、『左大文字』・・・と、順に西へと続く送り火を眺めていると、見えずとも先祖(の霊)を遠く見送っているかのような、厳かな気持ちになりました。