いつもは朝寝の土曜日、大きな地震に跳び起きました。
揺れは程なく収まり、停電もありません。テレビの地震速報を見ると、自宅周辺の地域は震度4だそうです。震源は18年前の阪神淡路大震災のものに近く、直下型地震の様相でした。大きな津波が襲来すると予想される南海・東南海地震でなくて、安堵しました。
携帯電話に緊急地震速報が入りましたが、玄関口に置いた充電器にセットしていたので、受信に気付いたのは揺れの後でした。
そんな一日の始まり、午前中ふらりと立ち寄った家電量販店の陳列棚の中に、変り種のラジオを見つけました。
こんな防災グッズがあったんですねぇ…↓
地震津波警報機
その日は現物を手にとって見ただけです。帰宅してからインターネットで調べると、購入したユーザの評価は高く、ネットショップでは在庫なしの様子です。
次の日、買い物ついでに別の家電量販店を覗いてみると、防災グッズのコーナーに2セット売れ残っていました。7千円でお釣りがくる値段です。迷わず購入を決めました。
これはFM放送の緊急地震速報と緊急警報放送を常時監視する(壁掛け)ラジオです。自宅は飯盛山の送信所から少し距離があるため、窓際から離れるとラジオのロッド・アンテナでは受信が不安定です。
その代わりに外部アンテナ端子のピンジャックがあるので、室内のTV・FM共用アンテナ端子から接続ケーブルを延ばしました。
警報機であるからには壁に設置したいので、電源コードと併せ接続ケーブルも目立たないよう工夫します。細めの1.5C-QEV同軸ケーブルにピンプラグと3CのF型接栓を組合わせた、ちょっとイレギュラーなケーブルを自作しました。
居間に設ける
電源コードと同軸ケーブルは5mm径のコルゲートチューブに収めて引き廻しました。
ここしばらく大きな揺れを経験しなかったので、この警報機も滅多なことでは鳴動しないだろうと高をくくっていました。が、全国的には震度5程度の地震はざらに(?)発生しているので、受信指定地域を“ALL”(全国)に設定していると…意外なくらい警報を喰らいます。