定年退職を控えて、いろいろとイベントが続きます。二日続けて休暇を取り、息子たちの大学の式典に出向きます。
この日は息子(長男)の大学院学位授与式です。
午後2時からの式典、40分前に開場。妻と連れ添って25分前に到着すると、会場前は修了生(とその親御さん)で一杯でした。
『大学院学位授与式』の立て看板前で記念写真を撮る順番待ちの行列ができています。下宿の息子はまだ現地に着いていなかったのでスルーします。
京都市勧業館「みやこめっせ」
会場は修了生の席をメインに、その左右後方に家族席が設けられています。家族席はほぼ満席、出遅れたかと少し焦りましたが、会場の端に空席を見つけ滑り込みセーフでした。
開式まで10分、到着した息子と合流、とり急ぎ記念撮影します。代表者以外は自由席、開式の案内放送に促され、会場外に集まっていた修了生たちが一気に入って満員になりました。
修了生と家族で一杯の会場席
式次第の学位記の授与は分野ごとにたくさんあって、長く長く続きました。妻はメモを取っていましたが、その多さに疲れて途中でペンを置きました。
講話のメモが好きな妻は、前の式典で「総長のことば」を書き留めていたので、ここで真似てみました。
メモせずとも全文は後から大学のWebサイトで読めますが、その場に臨み言葉に耳を傾けることで心に響いてくるものもあります。
ここで研究生活を送った息子なら、なおさら身に染みるでしょう(…ね?)。
学位ストールも厳かな大学院学位授与式
私にとっては24年間かけた息子の扶養の卒業でした。
代表者以外はそれぞれの学部・キャンパスに戻って学位記が手渡されるので、ここから息子とは別行動です。
次の日の大学卒業式は午前中なので、一旦帰宅するより、ここは少し贅沢に、ゆっくり出先で一泊します。
会場近く、4年前に息子(次男)の大学受験で手配した旅館に(前の週)電話を入れてみました。春の観光シーズン最中、間際の予約となりましたが、運よく一部屋空きがありました。夕食は観光ついでに街中の食堂を利用して、朝食付きの一泊にします。
今年の初めに館内をリフォームしたとか、真新しい部屋が快適です。
朝食は部屋食、旅行気分満喫です。
会場近くの旅館で一泊
息子(次男)の大学卒業式の会場も前日と同じです。
午前10時からの式典、40分前の開場ということですが、早めに着いて会場の扉の前に並んで待ちました。扉は複数あって、開場時刻直前に会場スタッフが一つずつ開けていきます。
扉が一斉に開く訳ではないので、人がなだれ込む危うさはありませんが、行列の先頭に並んで待っても、次番手で扉が開くと、望みの席がとれるかどうか、ビミョーです。
式次第は“学歌斉唱”と“「蛍の光」斉唱”が加わって、大学交響楽団の演奏もあります。前日より華やいだ雰囲気。
恒例のニュースになる大学卒業式
卒業生のスーツ姿や振り袖姿に混じって、ニュースでお馴染みのコスプレ姿が異彩を放っていました。代表者で登壇する訳でありませんが、自由席の最前列に陣取って報道カメラに映っていました。
学位記の授与は学部学科の相当数だけで、すぐに終わりました。式典後、会場から退出するのも前日同様、順次誘導に従います。『大学卒業式』の立て看板前には記念撮影待ちの長い行列。
人だかりの会場前
とりあえずキャンパスに戻り、近くの洋食屋で息子(長男)と合流して、混み合う前に昼食を済ませました。
卒業証書(学位記)の手交は学部ごとで、昼過ぎまでかかるそうです。早めに済んだ卒業生たちは正門前の広場に集まり、名残を惜しむかのように銘々記念写真を撮っています。
会場からキャンパスへ移動
家族揃って記念写真
卒業証書を手に戻ってきた息子と記念写真を撮って、今日はお仕舞い。息子は、大学院の入学前に研究論文の仕上げが残っていて、すっきり卒業した気分でないと言ってます。
春休みも研究室に籠るとか、まぁ、頑張ってください。私も再就職して、引き続き扶養しますから。