これまで身近に経験した中では最強の台風でした。
接近する予想進路は大阪湾から近畿を縦断するコース、警戒するに越したことはありません。が、朝の出勤はいつもと大して変わらず、この日は大事をとって外出を控えるくらいの気持ちでした…
…が、台風が通過するお昼頃に、横殴りの猛烈な風雨が職場のオフィスビル街を吹き抜けました。
外出なんて(危なくて)とても無理・・・
そんな荒れた一日も、夕刻にはだいぶ静まってきました。公共交通機関の順次運行再開のニュースを聞き、帰宅の途につきました。
通勤経路の乗り継ぎ駅から先はまだ運休だったので、そこから自宅までは徒歩12km(2時間50分)です。台風影響下の強い風雨の中、空腹に浸水する通勤靴と意気は上がりません。傘を差し、軽くもないカバンを持つ両腕が疲れました。
途中、停電した街区通りに入りました。強風に遭って千切れた街路樹の枝が舗道を塞いでいます。公共交通機関が利用できない帰宅難民を乗せた(と思しき)クルマの行き交う灯火が、闇夜の道しるべ。

舗道に散乱する街路樹の大きな枝
幹線道路の交差点の信号は活きていました。普段気にも留めない・傍らの信号機電源付加装置が低い音を立て作動中でした。滅多にない大規模停電に遭ってなお交通安全が担保される仕組み、体感しました。

停電の最中に稼働する交差点信号機
やっとの思いで帰宅して、気に掛かっていたクルマを見るとカバーが真っ二つに裂けていました。
翌日、台風の被害がTVニュース等で伝えられる中、自分でも職場関連の現地被災状況を目にして、自然の猛威に唯々驚嘆する外ありませんでした。