小さな破れを永く放置した障子、年越しイベントで張り替えます。
午前にホームセンターで障子紙ロールと障子用糊、糊刷毛、その他買い出し、午後から作業開始。
まず古い障子紙の除去。前回の薄い糊付けが功を奏したか、(化繊強化でない)障子紙が破れずめくれ、1枚そっくり剥がせます。後始末楽々です。
障子の張り替え作業を始める
(マウスオンでロールオーバー)
枠と桟の裏を水で濡らし、障子紙を剥がす
障子紙・糊の残渣と桟に溜まった埃を濡れ雑巾で丁寧に拭き取って(30分)一丁上がり。続けて2枚目の障子に取り掛かります。
障子紙と糊の残渣を濡れ雑巾で拭き取る
続けて2枚目の障子張替えに着手
濡れ雑巾で清拭した障子は、ベランダに出して暫く乾かします。
20分の休憩を挟んで、後半の作業開始。
まず袋入り(300g/障子8枚)障子糊を(適当に100g)洗面器に開けて、説明書きに従って水で薄め、練ります。水加減は糊の粘着を失しない程度に薄めたほうが(・・・枠周りが張り着きにくいですが)、次に剥がす作業で面倒少ないと思います。(前回より少し濃いめ=粘着強め・・・だったかも?)
障子紙ロールを障子に位置合わせして一端テープ止めセット。枠と桟に刷毛で糊付け。糊滴が桟の縁から垂れていないかよく確かめます。
糊が乾かないうちに障子紙ロールを広げて障子に貼り付け。枠の縁周りは(壁紙貼付けのしわ伸ばしに使う)スムーサーで障子紙をしっかり押さえ接着しました。
ロール(1枚)カットして貼り終えた障子は、乾くまでそのまま安置。
障子紙ロールをセットし、枠と桟に糊付け
障子紙を広げて貼り付ける
洗面器に残った糊は新聞紙に包んでゴミ箱に廃棄しました。
糊の余りは新聞紙に包んで廃棄
障子紙の糊付けが乾いた後、余分な紙をカットし、仕上げにアイロンのスチームで満遍なく(程よく)障子紙を湿らせます。乾燥後、弛み・しわ一つないキレイな“張り上がり”になりました。
枠に沿ってカット
アイロンのスチームで仕上げ
延べ3時間で障子の張替え作業を終える
12年ぶりに新調した障子紙、新年に向けて新鮮な白さが引き立ちます。