坂上がり(その3)

平成31年(2019年)4月20日(土)

春の陽気に誘われて、1年ぶりのロードバイクです。行先は地元のヒルクライム・コース、和泉葛城山。大阪側の4ルートのうち踏破した3ルートの残り一つ、犬鳴ルートに挑みます。

自宅を出発して1時間40分ほどで麓のスタート地点に到着。深閑とした渓谷沿いに犬鳴山不動尊が鎮座する信仰の里、静かです。

犬鳴ルート スタート地点
和泉葛城山への道

スタートしてしばらくは緩い上り、若葉映える山の景色を楽しみながら高度を上げます。そぞろ歩きのハイキング・グループをゆるゆる追い抜き、犬鳴トンネル(ここって、心霊スポット?)をのろのろ抜けて尾根筋に取付くと、いよいよ激坂の始まりです。

犬鳴ルート
犬鳴山不動尊への分岐

激坂といっても、このルートは所々勾配が緩むところがあって苦しくなる前に一息つけます。前回の“精神力を試される”蕎原ルートからみれば、まだ楽です。

とはいえ、年齢を重ねる程に最大心拍数は下がってくるとかで、もう無理・無茶はしません(できません)。

ふだんのトレーニングで地力をつけた脚を頼りに、傾斜のきついところは少し立ち漕ぎしながら、息を上げずにゆるゆる上ります。上着はジャージ1枚、涼しげな気温で汗は流れません。

スタートから山頂ゴールまで1時間11分2秒。リア・スプロケットの乙女ギヤは1枚残しました。

山頂ゴールの茶店跡前はヒルクライムを日課とする“七葛戦士”たちの社交場になっていて、掲示板にその日の“戦歴”が記録されています。ゴール到着時にも先客2名の方がいて、ご挨拶すると初対面ながら親しく記帳を勧められました。還暦を過ぎて2年ぶりの和泉葛城山、記念写真も撮って、しばし歓談。

山頂からの景色は霞がちながら、春うららかな陽光の下、散り染めの山桜に代わりレンギョウが満開です。半袖の両腕は少し日焼けしました。

和泉葛城山の頂上ゴール地点

レンギョウ花盛り

KTCの掲示板

ヒルクライマー達の足跡


補給食はカロリーメイト2袋、アクエリアスを飲み干し、下りは牛滝ルートで帰路につきました。

久しぶりのヒルクライムは体に負担だったようで、翌々日に大腿筋に軽い筋肉痛が出ました。

長年使い続けたサイクルコンピューターはフル充電で30分と持たなくなりました。半日のライドでもモバイル・バッテリーは必須。そろそろ買い替え時でしょうか。また、1年放置した車載カメラの充電池も過放電したので、新しい充電池に取換えました。

次の目標は? まず、体重の5kg減量。

この日の記録、走行距離65km(4時間39分)、平均速度16.4km/h。

和泉葛城山 犬鳴ルート 距離11.1km、標高差704m、平均斜度6.3%、最大斜度15.7% 出典:関西ヒルクライムTT

令和元年(2019年)10月5日(土)

買い換えを検討したサイクルコンピューターですが、ネット・ショップ(Amazon)で互換品らしき充電池を見つけました。品質の程は不明ですが、廉価なのでダメで元々。DIYで交換してみます。

GARMIN EDGE810J
電池交換のため、慎重に分解作業する

交換作業の要領はインターネットのWebサイトから情報を得て、無事に作業完了です。

何事もなく起動し、充電も問題なく、普通に使えそうです。

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