ふろ水ポンプ (2)

令和6年(2024年)9月8日(日)

ふろ水ポンプのインペラが粉砕しました。

契機は、ふろ水ポンプのホースに空いた穴から、ポンプ作動中に水が噴出したこと。妻が洗濯中に発見しました。

5年前から使っているポンプ・ホースなので、経年劣化は致し方ないでしょう。穴の開いた箇所を塞げばOK・・・と軽く考えて、まずは妻に油性マーカを渡し、穴の箇所を指示してもらうことにしました。

この洗濯機のふろ水ポンプの動作は、

  1. 洗濯機にふろ水使用をセットしてふろ水ポンプを浴槽に沈め、スタートボタン(洗濯開始)。
  2. 給水栓から洗濯槽に給水、ふろ水ポンプが作動してふろ水を給水開始。
  3. 給水栓が給水閉止、ふろ水ポンプが一時作動停止し、浴槽の洗剤と洗濯物を攪拌。
  4. ふろ水ポンプが再作動し、セットした水量まで給水を続ける。

・・・といった流れです。

洗濯機を使用中に、ポンプを作動させてホースが噴水する箇所を見極める・・・という何気ない対処方法に盲点がありました。

ホースの穴は、ポンプから18cmの箇所に空いていました。そこに油性マーカで印をつけて・・・で、何がダメだったか。
それは一時停止中に浴槽から引き揚げたポンプを再び浴槽に戻さず、洗濯機の留め具に掛けて置いたことでした。

再作動したふろ水ポンプは空転します。

いつもなら、ポンプが空転する“ウィーン”と唸る音に気づき、すぐにも浴槽にポンプを沈めるところですが・・・

ガタガタガタガタガタガタガタガタ
(突然激しく打ち震える異常な音)

傍でトイレの中にいた私も驚きました。

異常に気づいた妻はすぐに洗濯機をストップさせました。洗濯機の防水パンには、バラバラに分解したふろ水ポンプが落ちていました。

ポンプのインペラが著しく破損しています。大きく欠損したインペラが高速回転して、振動を惹き起こした様子がうかがえます。

KP-401S
粉砕したインペラの残骸

ポンプ破損後に防水パンを洗い流したため、破損したインペラの残骸は、防水パンの排水桝の底から回収しました。腐食したインペラの破片が、無負荷・高速回転するインペラでさらに粉砕された様です。

KP-401S
インペラの破損で分解したふろ水ポンプ本体

ポンプ本体の状態ですが、内部に浸水した様子は微塵もありません。これまで赤錆まみれに劣化したDCモーターばかり目にしましたが、予想に反し良好な状態です。防水性のよい設計が見て取れます。

5年間使用して、ふろ水の汲み上げ量が目立って低下しなかったのも頷けます。

DCモーター L-82992ME9
ポンプ内部のDCモーター

破損したポンプとホースは廃棄し、取り急ぎ代わりのふろ水ポンプをセットします。

5年前から物置の奥に埋もれていた洗濯機付属の純正ふろ水ポンプが(救援に・ようやく)出番を迎えました。

純正ふろ水ポンプ
洗濯機付属の純正ふろ水ポンプ

このサイトのホームへ

Valid HTML 4.01 Strict