子どもが夢中になる遊びは年齢と共に変わってきます。子どもの成長に合わせて積み木などの形の見える(作り上げる)玩具を与えてきましたが、そろそろ思考する遊びをと、息子たちが小学生になる頃合を見計らい将棋を教えました。1歳違いの兄弟なのでお互いにちょうど良い遊び相手になり、放っておいても二人で勝手に遊んでいます。
園児と小学生の兄弟将棋
我が家には16ビット(32ビットレジスタ)のパソコンが息子たちの生まれる前からありましたが、息子たちがパソコンに興味を示し始めたのは、就学年齢に達してからです。そのうち息子たちのクラスメートの影響でテレビゲーム機を欲しがるのは予想できたので、代わりにパソコンでゲーム遊びするよう仕向けました。
息子が生まれてからはPCゲームからしばらく遠ざかっていましたが、Windows2000の自作パソコンを始めてからもPCゲームそのものは数多く揃えていました。電源スイッチONですぐ始められるテレビゲーム機と違い、ログオンIDとパスワードを知らなければPCが使えないようにしているので、二六時中ゲームに夢中になり学業が疎かになる危惧はありません。
(…と思ったのもつかの間、テレビアニメ番組で流行したカードゲームに息子二人が夢中になって遊んでいます。決着のつくゲームなので、際限なく遊んでいるわけではありませんが、商売にはめられてカードが際限なく増え続けています…)
小学生になった次男と兄弟一緒に遊ぶ
中学生になった長男と兄弟一緒に遊ぶ
私がテレビゲームに初めて触れたのは大学生の頃でした。インベーダーゲームが喫茶店で大流行した時です。100円玉を何枚もつぎ込んで夢中になる学友の真似は(貧乏学生の)自分にはとてもできませんでした。
就職後、8ビットのパソコンが市場に出回りPCゲームが流行した頃に現れた花札屋さんのテレビゲーム機があるテレビ番組で紹介されていました。画像処理するICチップの性能の高さをパソコンと比較する番組内容で、大いに興味をそそられました。その後同テレビゲーム機がインテックス大阪の見本市会場で販売されていたので手に入れました(当時の人気商品で、どこも品薄だったと記憶しています)。
しばらくの間、一旦テレビゲームを始めたら寝食を忘れるほど没頭していました。途中で打ち切る難しさを身をもって経験したせいでしょうか、(中毒になる前に)テレビゲームとは少し距離をおいて接するようになりました。そんな訳もあって、我が家ではテレビゲームは御法度です。
息子たちが大学生になり、親元を離れ自由気ままな下宿生活を送るようになって、テレビゲームも自ずと解禁です。
自宅のブラウン管テレビもHDMIケーブルがつながる液晶テレビに変わり、5月の連休で帰省した息子たちが最新のゲーム機を持ち寄ってテレビゲームに興じています。
社会人になった長男と兄弟一緒に遊ぶ