晩秋の観光

令和6年(2024年)11月25日(月)

紅葉の見頃に人込みを避けて、妻を連れ添って日帰り旅行します。行き先は滋賀県琵琶湖周り、湖北と湖東をマイカーで順に巡ります。

通勤ラッシュを避けて、自宅を未明に出発。それでも琵琶湖西縦貫道は通勤時間にかかり渋滞。交通量多めの高島バイパスは下道に降りて、勝手知ったビワイチよろしく風車街道を快調に走り抜けます。

予定より遅れましましたが、メタセコイヤ並木のマキノピックランドに到着。施設オープン9時前で駐車場も空いていました。(ほどなく満車になりました)

メタセコイヤ並木
メタセコイヤ並木
(マウスオンでロールオーバー)

快晴の下、朝日を受け黄金に輝くメタセコイヤ並木。まさに黄葉の見頃です。まだクルマの往来は多くないので道路中央に出て、映える写真を撮りたくなりますが、“夢中妄動”やめておきます。

施設の周りにピザやホットドッグなどキッチンカーも出店しました。妻のご所望で焼きたてメロンパンで小腹を満たします。廉価で大層美味でした。ここのお土産は(昔懐かしいフルタの)メタセコイヤチョコレート。

メロンパン
キッチンカーの焼きたてメロンパン

奥琵琶湖トンネル(1155m)を抜けた先で、下り坂と橋梁上に道路融雪に備えた散水設備があります。折しも盛大な散水があり(冬季の試運転?)、対向車が巻き上げた水しぶきを被りました。

さざなみ街道の片山隧道を抜けたところで、野鳥を狙う大きな望遠レンズ(を構えたカメラマン)が、沿道に幾多も並んでいました。冬の渡り鳥(オオワシ)を“山本山のおばあちゃん”(が帰ってきた)と云うそう。湖北の湖面は、少し白波がたつ風模様。

少し早いですが、長浜に着く前に『道の駅 湖北みずどりステーション』に寄って、お土産を買って昼食にします。地産地消で“小鮎の天ぷら”、美味しい。

道の駅 湖北みずどりステーション

道の駅 湖北みずどりステーション

小鮎の天ぷら、助六、だし巻き

お土産昼食(小鮎の天ぷら、助六、だし巻き)


豊公園にクルマを停め置き、長浜の観光。平日らしく、広大な空きスペースに楽々駐車。もう補修部品がない旧車、駐車中にぶつけられる(=廃車を余儀なくされる)心配がなくていいです。

豊公園 駐車場
豊公園の公営駐車場 3時間まで無料

旅行先の観光名所を探して、『慶雲館』が目に留まりました。

慶雲館
国指定名勝 慶雲館

入館時は来訪者の姿なく、ほぼ貸し切り状態。

巨石の大灯籠

巨石!の大灯籠と銀杏黄葉

玄関前庭のもみじ

玄関前庭の紅葉


本館2階から、“国指定名勝”と銘打つだけあって庭園の眺めがいいです。御簾の奥に豪華な椅子が鎮座する玉座の間が、明治の面影。

本館二階の大広間

本館2階の大広間

玉座の間

明治天皇行幸の玉座の間


庭園の中はこの時期開放されて、間近に観られます。造園の知識皆無な自分には、鑑賞に感性が足りず、少し勿体ない。

予備知識なしですが見応えのあって、ここに来て良かったと妻も満足した様子です。

慶雲館の奥庭

慶雲館本館と奥庭

慶雲館の奥庭

庭園の中は開放(庭養生の期間外)


早春を飾る梅の盆栽は、この時季ほぼ枯枝ぶりの盆栽が前庭の一隅に集められ、大事に養生されていました。

次の観光は『黒壁スクエア』。途中、地元のパン屋に寄ります。お土産はご当地名物「サラダパン」、妻の好物です。

つるやパン
地元のパン屋 お土産(サラダパン)

紅葉の季節で客足がそちらへ向かうのでしょうか、観光の定番も人通りは少なめです。

黒壁スクエア
黒壁スクエア 散策

以前仕事の途中で昼食に寄ったピザ屋の店先に、本日賞味期限で廉価販売のシフォンケーキを妻が見つけ、お土産にしました。

黒壁ガラス館 裏庭の欅
黒壁ガラス館 裏庭の欅(X’mas飾り)

大通寺の社務所で御朱印を頂いた後、少し歩き疲れたので本堂の中で仏像を眺め、しばらく休憩しました。

この後、湖畔のさざなみ街道、湖東のきぬがさ街道を経て次の観光地『五個荘』に向かいます。

長浜別院大通寺
長浜別院大通寺 (御朱印)

五個荘は歴史的な近江商人屋敷と町並みの景観が保存されていて、数多くのTVドラマや映画のロケ地になっています。妻の大ファンの俳優が出演した映画の一場面もここにあって、聖地巡礼にやってきました。

五個荘 近江商人屋敷の町並み
五個荘 近江商人屋敷の町並み 散策

例年より遅れた紅葉の見頃を計りつつ、週間天気予報で(滋賀県北部まで・この日だけ)晴という行楽日和を選んだ「月曜日」は、五個荘の観光施設が「一斉休業」。

…静かな町並みに(吾等を除き)観光客の姿はありません。昨今ニュースになる観光地のオーバーツーリズムって、何処?

弘誓寺門前の堀
弘誓寺の門前の堀

近江商人屋敷も休館日。まぁそう遠くもないので、次の機会にでも・・・。

近江商人屋敷(外村繁邸)
近江商人屋敷(外村繁邸)休館日

例外的に、五個荘観光センターは営業しています。ありがたや。

来客ない売店内でコーヒーを頂きながら、しばし店員さんと立ち話。“山本山のおばあちゃん”もここで知りました。

店先に並んだ段ボール箱の中身は、婦人衣料の倉庫放出品だそうです。どうぞ貰ってくださいとのことで、いくつか拾いだしてお土産にしました。

五個荘観光センター
五個荘観光センター お土産(婦人衣料)

帰路につく前に、地元の精肉店で近江和牛のお土産にします。滋賀県の食肉生産流通拠点の近くだけあって、比較的廉価で販売されています。肩ロース肉(すき焼き用)、スジ肉、カッパ、コロッケ、冷凍コロッケを保冷バッグに詰めました。

ミートショップ関西ハム
地元の精肉店 お土産(近江和牛)

昼間が短くなった晩秋の日帰り旅行、夕日が沈む前に観光地巡りを終えました。

菩提寺SA
日暮れの菩提寺SA(夕食)

帰り途、帰宅ラッシュにはまり高速道路はどこも自然渋滞です。菩提寺SAで夕食(かき揚げうどん)を摂った後、途中休憩なし2時間で帰宅しました。楽しい一日でした。

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