居間の液晶テレビを買い換えます。
昨秋、液晶テレビの画面上部にライン抜けを見つけました。7年目で故障するには少し早いかな?と思いつつ、気にせず使い続けていました。そのうち、画面中寄りに二重ラインが明滅するようになり、さらにその上・下の映像が(画面交互に・細かくラインぶれして)乱れるようになりました。
さすがに、もう見ていられない…
液晶パネルの不具合
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7年間の御役御免
新しいテレビに買い替えましょう…
買い替え機種の品定めで特に注視したのは、テレビのスタンド脚でした。
本邦各地に続発する大きな地震を見聞するにつけ、やはり液晶テレビの転倒防止措置は必須でしょう。前回と同様に耐震補強を行うつもりなので、テレビ左右両側にスタンド脚が必要です。そしてテレビ台はそのまま使いたいので、選べるテレビは自ずと限られてきます。
Web上で製品寸法図を確認して、幾多の製品の中から要望に沿う唯一のものを見つけました。22年製(型落ちモデル)で廉価に調達できました。
ここから、本編
新しいテレビの配送当日、開梱する前にテレビ台の耐震補強に着手します。
まず、TVスタンド支柱の壁掛け金具の付け直し。VESA規格の壁掛け金具がTVスタンド支柱に強固に貼り付いて、強力両面テープを剥がすのに相当難渋しました。
壁掛け金具の付け直し
当初、TVスタンド支柱も新しいテレビに合わせ(前後)移設する予定でしたが、(強力両面テープの強固な貼り付きに懲りて)止めにします。
耐震補強のTVスタンド支柱
テレビの配送は玄関先引き渡しで、組み立て設置は自分でやります。組み立て/設置ガイドに沿って(液晶パネルの取り扱いに注意し)慎重に梱包箱から取り出し、その箱を作業台にして壁掛け金具とスタンド脚を取り付けます。
液晶テレビの梱包(前面・背面)
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VESA規格の壁掛け金具を取付ける
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液晶テレビをテレビ台のTVスタンド支柱に合わせ仮り置きし、壁掛け金具の取り付け高さと隙間を確認します。
TVスタンド支柱は“ほぼ”垂直に設置していますが、液晶テレビ本体が後傾しているので、壁掛け金具下端とTVスタンド支柱に(実測5mm)隙間が空きます。
TVスタンド支柱と壁掛け金具の隙間
ここで驚愕。テレビ台の際すれすれにスタンド脚が乗っています。
テレビ台に余裕で乗るはずなのに…なんで?
スタンド脚がギリギリ!乗る
(旧)29インチ大型ブラウン管TVのテレビ台
スタンド脚の間隔を計ってみると(製品寸法図より)取付幅が長くなっています。スタンド脚を誤って左右逆に取り付けていたのが原因でした。
TVスタンド支柱に液晶テレビを固定してしまえば、スタンド脚がテレビ台から滑り落ちる心配はなくなります。が、組み立て/設置ガイドどおり取り付け直しておきます。
壁掛け金具の隙間調整 と スタンド脚の付け直し
壁掛け金具の隙間調整は、在庫の幅広平ワッシャーを使いました。厚みを重ねて壁掛け金具とTVスタンド支柱に挟み、強力両面テープで貼り付け(タッピングビスで固定し)ました。
隙間調整の金具を挟んで固定
液晶テレビをテレビ台に置き直して、耐震補強ようやく完成。
付け直したスタンド脚
当初の(ほぼ)想定内に脚が収まる
手間のかかる工作ですが、この安心感は他に代えがたい。
テレビ背面の耐震補強
前面の保護カバーを取って、電源コード、アンテナケーブル、HDMIケーブルの配線で設置終了です。
続・耐震補強で“ドン ! ”とこい
壁掛けテレビに続き、2台目のスマートTVです。同じGoogleアカウントで初期設定を済ませました。
最新話題のminiLED照明の液晶テレビではありませんが、映像性能に定評あるメーカー製らしく(思いの外、音響性能も良くて)4Kテレビらしい繊細で綺麗な映像に、HiVision世代の進化を感じています。