美術館へ(その2)

令和7年(2025年)7月15日(火)

妻と連れ立って久しぶりに、洋画の鑑賞に行きました。

今秋、神戸市立博物館で「大ゴッホ展」が開催されるとか、そのニュースに妻が誘引されました。近くの図書館でゴッホの作品本を借りて、さらにその“改訂版”も購読し、俄然ゴッホ(の絵画とその生涯)に入れ込んでいます。

それなら(遠く神戸に出向くより近く今夏)、大阪・関西万博 大阪市立美術館リニューアル記念特別展「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」があるので…と、Webサイトから早速QRチケットを購入しました。

大阪市立美術館に入館してすぐ1階大ホールに目を見張りました。以前ここを訪れた妻も、真新しい光沢つややかな白亜の大理石の造作に、心躍るようです。階段を上がると展示会場。この展覧会も前回同様、音声解説のヘッドセットの貸出しがあります。スポットライトの薄暗い展示室で、外れたイヤホンジャックに気づかず、初手から戸惑いました。取り扱い要注意です。

展示品の撮影は不可なので、ひたすら(解説と合わせ)絵画鑑賞します。平日の午前中とあって、それほど混みあっていません。

大阪市立美術館エントランス
大阪市立美術館 ゴッホ展

ゴッホの作品が画家を志した頃から亡くなるまで年代順に並んでいます。他の画家の作品に触れつつ、移り住む地によって作風が変化していく様が興味深いです。

生前、弟夫婦の(金銭的な)助けを得てが画業に専念する“売れない”画家の様子も、作品と併せて展示された素描挿絵付きの(現物)書簡の内に、ゴッホの心情が垣間見えるようです。

洋画の美術鑑賞より、作品の裏に込められたゴッホの生涯を深く知る展覧会でした。

終幕の映像
展示会の締めくくり映像

展示品を見終えて、ゴッホの作品でよく知られた「ひまわり」も「夜のカフェテラス」もないことに気づきました。これは神戸の展覧会も観に行かねば…。

モゴッホ展の記念品売場
ゴッホ展の記念品売場

10時に入館して12時まで気づけば長く滞在しました。

大阪市立美術館
新しい大理石が際立つ美術館ホール

出口に向かう途中に、カプセルトイ(ガチャ)売場がありました。景品はゴッホの缶バッジ(7種類?)です。

何が当たるかな?

ゴッホの缶バッジ
美術館のカプセルトイ(ガチャ)売場

「夜のカフェテラス」と「ひまわり」

ゴッホの缶バッジ
ゴッホの缶バッジ

ガチャは初めてですが、意中の景品を引き当てました。

旧黒田藩蔵屋敷長屋門
美術館前の長屋門から退場

帰り途、公園の舗道にミャクミャクのデザイン・マンホールがありました。大阪・関西万博開幕の2年前に設置されたようです。“けったいな”万博キャラクターが会期中に人気モノになった様子は、大阪万博のレガシー『太陽の塔』に何かしら通じるものがあるみたい。

万博デザインマンホール since 2022.12.5
天王寺公園てんしばのマンホール

あべちかのベーカリーであんパンをイートインした後、あべのハルカス南隣にある献血センターで献血を済ませて帰宅しました。

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